義務感を減らし、心を軽くする

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、ドライブは好きですが、自分が運転するのは苦手であり、普段、運転もしません。
その分、難なく運転をする方がすごいなと思っています。

さて、今回は、「義務感を減らし、心を軽くする」というお話です。

つまらない日々

白い花と花瓶

「なんだか、つまらないな・・・」
「同じ毎日の繰り返しだな・・・」

そう感じることはないでしょうか。

「何か楽しいことないかな」
「退屈だな・・・」

そういうふうに感じることがあるかもしれません。

楽しむ必要はない

つまらないと感じるときに、

「楽しまないと・・・」
「何か面白いことをしないと・・・」

そういうふうに、思いたくなるものですし、それは、自然なことです。

たしかに、楽しむことをするというのは、大切です。
自分が楽しめることをすることで、日々を快適に過ごすことにもつながります。

一方で、
「楽しまないと・・・」

そういうふうに、思いすぎると、それは、義務感に変わる場合もあります。

義務感に感じると、なんだか窮屈に感じ、

「今日も楽しめなかった・・・」
「楽しいことがないのは、ダメだ・・・」

そんなふうにも感じてしまいます。

「楽しまないと・・・」
そういう思いが自分になかったかを問いかけてみて、

「何か、充実したものを求めようとし過ぎていたな」
「なんでも楽しまなければならないと思っていたな」

そういうふうに思ったならば、義務感によって、より窮屈な思いになっているということができるかもしれません。

義務感を減らす

3つの花と自然

「楽しまなければと思い、義務感になっている。」
そういう場合は、義務感を減らすことが心を楽に過ごす上で大切だといえます。

義務感になった時点で、本来、楽しめるものも、楽しめなくなるといえるからです。

そのため、

「楽しまなくてもいいや」
「充実していなくてもいいや」
そう思えることが大切です。

それよりも、今、普段過ごしている中で、

「これは少しでも楽しめたな」
「これは少しでも充実していたな」
そういうふうなものを数えたり、目を向けていく。

そうすることで、心も軽くなっていきます。

「つまらないな・・・」

そう思ったとき、
「楽しまないと・・・」

そういう思いが強すぎていないかを自分に問いかけてみる。

そうすることで、
「楽しまなければならないと思っていたな」
「充実させることに気持ちを向けすぎていたな」

そういう義務感、心の負担感に気づいたときは、

「楽しまなくていい」
「充実しなくていい」

そういう風に考えてみることで、ふと、心が軽くなる。

また、
「少しでも楽しめたことはなんだろう」
「少しでも充実感を感じたことはなんだろう」

そういうすでにあるものに目を向けることで、心を満たす。
そうした考えを繰り返すことで、気が楽になり、心を軽く日々を過ごすことにつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠