こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
私は、カフェに行くのが好きですが、新作や季節限定の商品が出ているのをみて、頼んだりして、季節の変化や懐かしさを感じるので、それも楽しみの1つだなと思いました。
さて、今回は、「弱さが出ることを良しとしてみる」というお話です。
弱さが出るのが怖い
「自分のダメなところがばれたくない」
「自分の弱さが出るのが怖い」
そう思って、隠そうとしたり、びくびくする。
そして、どんどん疲れが溜まっていく。
そんなことはないでしょうか。
「相手から否定されるのが怖い」
「弱さを出して、嫌われるのも怖い」
そうすると、苦しくなってしまうものですよね。
弱さということに関して、見方を変えると、それは、強さということもできます。
どんなことにも良い部分、悪い部分があるからです。
そういう意味では、弱さが出ているということは、それは、強さが出ているということもいえます。
そうとはいえ、弱さが出て、その弱さに焦点が当たると、やはり、つらく、苦しくなってしまうものですよね。
怖さを認識する
弱さが出ることというのは、やはり怖いものですよね。
怖さに苦しむとき、つらいと思うとき、その怖さが何なのかを認識してみるということは重要といえます。
何を隠したがっているのか。
何を怖れているのか。
それを考えてみて、認識することで、はっきりするところがあります。
漠然と、なんとなくだと、何を怖れているのかもわからず、さらに不安が募ってしまいます。
その不安がさらに、怖さを作り出すことがあるため、はっきりさせることで安心につながるといえます。
そのため、何が怖いのかを認識し、それを認めるということは、大事であるといえます。
弱さが出ることを良しとしてみる
怖さを認識した上で、弱さが出ることを良しとしてみるというのは、楽に過ごす上で重要といえます。
たしかに、弱さを出したくないという思いはあるといえます。
一方で、それを隠そうとすればするほど、何もできずつらくなってしまうのも事実です。
また、思わず弱さが出てしまう場合もあるといえます。
そうであれば、
「弱さが出てしまっても、それはそれで良い。」
そう捉えてみることで、弱さを出すまいとして、我慢すること、悩むことにより苦しむことから離れられることに繋がります。
また、弱さが出てしまっても、それはそれで良いことだと思えると、つらい気持ちが減るといえます。
「弱さが出るのが怖くて、隠そうとして、つらい。」
そんなときは、それがどんな怖さか考えてみて、それを認める。
その上で、弱さが出ることを良しとする考え方も持ってみる。
もちろん、弱さを出したくないという思いを持ったままで大丈夫であるといえます。
その中で、反対の考えの視点を入れることで、少しでも生活の上で、気持ちが和らいでいくことにつながっていけば、それが大事な点であるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠