心の波に寄り添って過ごす

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、スポーツを見るのが好きですが、スポーツ選手のインタビューを見るのも好きです。
どのような思いでプレーしているのかを知ることができて、興味深いなと思うからです。

さて、今回は、「心の波に寄り添って過ごす」というお話です。

落ち込む日々

草原と小川

「なかなかうまくいかない」
「全然、自分はダメだ」

そのように、落ち込むことはないでしょうか。

「うまくいくかと思いきや、がんばれない。」
「何もやる気がなくなってしまう。」

そういう形で、がんばろうとしても、がんばれなかったり、望ましくない現実が押し寄せてくると、つらく、苦しくなり、落ち込んでしまうものですよね。

波を意識する

うまくいくとき、そうでないとき。
元気なとき、そうでないとき。

それは、波のように繰り返すものであるといえます。

たしかに、うまくいっているときは、
「これがずっと続いてほしい」

そう思うものです。

元気なときは、
「ずっと元気でいたい」

そう思うものです。

一方で、実際には、
「どうしてもうまくいかない」
「元気が出ない」

そんな時期もあるといえるのではないでしょうか。

今、自分はどの時期なのか。
波のどこらへんにあるのかを意識することが大事
です。

心の波に寄り添って過ごす

コーヒー豆とコーヒーカップ

「うまくいかない」
「元気が出ない」

そういうときに、無理をしたり、自己否定をしたくなるものです。

「なんとかしなくては」
「しっかりしないといけないのに、できない」

そんなふうに、焦りや不安が募ってしまうものだからです。

一方で、それにより無理をしたり、自己否定すると、ますますつらく、苦しくなってしまいます。

そうであれば、心の波に寄り添う過ごし方は大事だといえます。

元気なときに、自分に求めていたものを、元気でないときには求めない。
うまくいっている時期に自分に課す基準を、うまくいかない時期には、求めない。

そのように、自分の心の波にしたがって、自分に求めることを上げ下げすることは大事だといえます。

「今は、うまくいかない時期だから、ハードル低く、淡々と過ごそう」
「今は、元気がない時期だから、ゆっくり過ごすだけでよしとしよう」

そのように、今の自分の波に合った過ごし方を心がけることで、心を楽に過ごすことにつながります。
どの時期でも、無理なく、過ごすことができるといえます。

「うまくいかず、つらく、苦しく、落ち込むとき。」

そんなときは、自分の心の波の位置を見つめてみる。
そして、今の位置にいる自分に対して、過剰に追い込んではいないかをチェックしてみる。

求めすぎていた、追い込んでいたのであれば、それを減らして過ごしてみる。

それが、いつでも楽に過ごす上で大事であるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠