得られるものに目を向けることで、心を楽にする

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、納豆が昔から好きで、よく食べています。
気分に合わせて、大粒や小粒にするか決めるのが楽しみです(笑)

さて、今回は、「得られるものに目を向けることで、心を楽にする」というお話です。

損していると感じる日々

海と山

「損ばかり・・・」
そういうふうに感じることはないでしょうか。

「損してばかりしているな」
「なんか嫌なことばかりだな」

そう感じることが多いほど、苦しいものですよね。

損得ではかるということ

いろんなことを損得ではかると、得をしたら嬉しい気持ちになりますが、損をしたら悲しい気持ちになります。
損得が気になりすぎると、つらい場合もあります。

「自分は、日頃、損得ばかりを考えて、つらくなっていないだろうか。」
そのように自問することが大切だといえます。

その結果、
「何においても、損得ばかりで判断していたな」
「プライベートのことでも、損得ばかりが頭を占めていたな」

そういうふうに気づきがあるかもしれません。

気づきがあるだけで、
「損得ではかるのを和らげよう」
そのように、自覚的になれるといえます。

不安を和らげることを大切にする

ベトナムの夕焼け

「損したくない」
そういうときに、何を恐れているのかを明確にすることは大切です。

損した先に、
「こうなったら嫌だな」
そういうものがあるといえます。

「このままどんどん損して、何もかも失ったらどうしよう・・・」
そんな不安があるのかもしれません。

そういう自分の状態に目を向けるのは大切だといえます。
損をしたくないということは、それだけ不安も強いということです。

その状況のままだと、さらに、さらなる損ばかりがイメージされ、不安が膨らんでいきます。

そのため、
「自分が今、フラットな状態でいられているか」

そこを問いかけてみて、
「不安が強くて、視野が狭くなっていたな」
そういうふうな気づきがあると、少し、落ち着くことができるといえます。

そうした場合は、気分転換をしたりすることで、よりフラットな穏やかな状態を目指してみる。

そのことで、損することを考えてどんどん不安が膨らむことから、心を落ち着かせる方向へ行動を変えられることにつながるといえます。

得られるものに目を向ける

また、損していると感じることの中に、得られるものを見つけるというのも大事です。

「この経験で、こういうことを学べた」
「この経験で、これは得られた」

そうすると、損に目を向けていて、失うことで悲しんでいたことから、得に目を向け、得ていることに目を向けられることになります。

そうすると、目を向ける場所が変わったため、よりフラットに捉えられるようになり、気持ちも落ち着いていきます。

そのようにすることで、損得以外のことも大切にする時間を増やし、心を楽に過ごすことにつながります。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠