こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の山内です。
最近、街で見かける女性に、小さなバッグをサラッと肩から下げて歩く姿が多く、憧れの念が止まらない私です。
今でも荷物が多い方だと思いますが、以前はもっとひどくて、ショルダーバックを下げている方の肩だけ、ジェットコースターに乗ったみたいな跡がついていたくらいで…
雪どけとともに心が軽くなる春には、軽くて小さなバッグにも挑戦してみたいです。
捨てるものが無くなって⁉︎
さて、タイトルにある通り、私がToDo(やること)リストを手放すに至った経緯ですが…
「断捨離」ブームがひと段落したくらいの頃に、引っ越しで大幅に荷物を減らさなければならず、思い切っていろいろなものを手放した結果、驚くほど身軽になったことが発端でした。
ハマるととことんやってしまう単純な性格につき、必要なものも捨ててしまい買い直す羽目になったりと失敗もありましたが、手放して身軽になる快感を味わいたくて、本・洋服・食器から人間関係まで(!)手放せるものはどんどん手放しました。
そんな時、「ToDoリストを捨ててみたよ」という人の話を聞いて、もう他に捨てられるものが残っていなかった私は、早速やってみることにしたんです。
※仕事では使います
ちなみに、仕事では、今もToDoリスト使います!
ToDoというよりは、タスクに近いかもしれませんが、大事なことは付箋に書いて貼っておいたり、手帳にメモしたり…
私が捨てたのは、私生活で使っていたToDoリストですので、「ToDoリスト捨てたせいで大事なアポすっぽかしてしまったじゃないか!」とか「大切な資料の準備を忘れちゃったわよ!」という苦情はご容赦ください(笑)
リストの中身をよく見てみたら…
改めて、自分のToDoリストを見直してみてまず気が付いたのは、リストが3つも存在していたということ。
スマホのメモアプリ、手書きの手帳、日記帳の3カ所に、それぞれToDoを記入して、使っていました。
微妙に用途は違っていて、スマホと手帳はわりと直近のToDo、日記は将来の目標もふくめた長期的なもの、といった感じでしたが、その項目は被っている物も多かったので、まずはスマホのリストだけにしてみました。
さらに1つ1つの項目をよく見て気がついたのは、「あれ、このToDoは3年くらいここに居続けていないか!?」という項目があったことです(例えば、「○○の勉強をする」とか「◯キロ痩せる」といった類いのものだったと思います)。
そこで初めて、「3年もやらないでいられたということは…やらなくてもいいのかも」ということや、「3年も避けてきたものは今年もやらないのでは…」ということに、冷静に気付くことができました。
そうやって、項目を絞っていったら、本当にやるべきことは最終的にほとんど残らず、大半は「やらなきゃと思ってはいるが、気乗りしていないこと」であることが判明してしまったんです。
そうして、スマホのToDoリストも、数日後にはお役目を終えることとなりました。
手放してみてわかったことは…
ToDoリストの断捨離も、結果的にはものすごい開放感を与えてくれました。
今は、スマホにも手帳にも「次はこれをやらなければ」が何も書いていないので、その日の気分でやりたいことが自由にできるんです。
ToDoリストが手放せなかった頃は、「リストがなければ大事なことを忘れちゃうじゃない!」と思っていましたが、意外と、本当にやらなければならないことは、ちゃんと脳裏に刻まれるようです、人間って(笑)
日付が決まっているような用事や、相手が存在する用事は、今でも手帳に書き込みますが、「いつかやらなければと思っていること」は、リストにして毎日眺めて自分を戒めたり、やらずにスルーしている自分に罪悪感を感じてみたりするよりも、ずいぶんと楽になりました。
何だか毎日疲れるなぁ…と感じることが多いようでしたら、プライベートの時間くらいはせめて、ゆるっと過ごしたいですよね。
無意識に自分を窮屈にしているくせがないか、一緒にさがしてみませんか。
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』山内彩子