避けられるものは、避ける

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、レモネードが好きで、カフェに行ったとき、たまに頼んでいます。
他の飲み物にももちろんいえますが、季節に合わせて、ホットも、アイスも両方、違った楽しみ方ができるのも、魅力的だなと思います。

さて、今回は、「避けられるものは、避ける」というお話です。

つらい日々

大きな木と秋

「苦しさがとまらない・・・」
「いつも、つらい・・・」

そんなことはないでしょうか。

「周りはできているのに、自分だけができない・・・」
「なんとか我慢して・・・」

そんな形で、焦りを感じたり、我慢が増える日々は、本当に苦しいものですよね。

苦手を求められる日々

つらい日々というのは、自分にとって、苦手なことを求められていることが多いということかもしれません。

そして、自然と、苦手なことでもなんとかがんばらなければと思うことも、苦しくなる一因かもしれません。

「苦手だな・・・」
そういうものがあると、

「苦手を克服しなければならない」
「周りができていることは、できなければならない」

苦手なものがあると、それをなんとかしなければならない。

そんな気持ちになることはないでしょうか。

たとえ9つ良くても、1つ、ダメなものがあれば、それを直さなくてはいけない。
知らず知らず、そんな気持ちになることはないでしょうか。

ついつい、苦手な部分ばかり目に付き、それが悩みになってしまいます。

苦手に目を向けすぎて、しんどい思いをしていなかったか自問してみて、

「苦手なことをやろうとしすぎていたな」
「気づいたら、できない部分ばかり考えていたな」

そのように、思うものがあるかないかチェックすることは大切だといえます。

避けられるものは、避ける

落ち着く秋の日

苦手と向き合うのも、たしかに、大事ですが、避けられるものは、避けていいといえます。

「周りの人はできているのに、自分はできない」
そこにばかり目がいくと、いつもつらい気持ちになります。

もちろん、苦手と向き合うことも大切とはいえます。

一方で、今が苦しい、つらいならば、まずは、苦手なことに時間や労力を費やしすぎていないか。

むしろ、避けられるものは、避ける。
そうした考えが大事であるといえます。

現につらいならば、そもそも、苦手を乗り越える余力もないといえます。

苦手を乗り越えたい場合は、そもそも、安心安全でいられる時間や場所を増やしておく必要があるといえます。

苦しい場合に、あまりに苦手なことに直面しすぎていないか。
向き合う必要のない、避けられるものは、避けることを選んでみる。

そして、安心安全を確立してから、その上で、もしも苦手に向き合いたいときは、向き合ってみる。
そのような意識が、心を楽に過ごす上で大切だといえます。

避けられるものを、避けて、安心安全の時間、場所を少しずつ確立していくことが、つらさを軽減する上で大事であるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠