こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。
連日地震が多く、また大きい地震がこないか心配な毎日です。
地震や天気などの自然現象も人間にとっては大きなストレスになり得ると言われています。
特に去年の胆振東部地震では、かなりの期間、地震に恐怖心が芽生え、日々恐怖を感じながら寝ていました。
大きな地震がもう来ないことを願うばかりです。
今回は目的を考えて利用する大切さについて、先日の私のエピソードも交えて記載していきたいと思います。
心療内科とカウンセリングの目的、違いを聞かれたとき答えることは出来ますか?
これは逆流性食道炎?
題名みてなにこれと思ったかもしれませんが、私の先日のエピソードを話すために必要なので、読み進めてください(笑)
先日、急に胃の調子が悪くなり、吐き気と腹痛が出現しました。
その前の週に函館に旅をしに行き、美味しいものを食べすぎたことによるものなのかと考えたりもして、気にしないようにいました。
しかし…時間が経っても良くならず、寝ても良くならず、お腹に優しいものを食べても良くならず。
これは限界か…と感じ、渋々病院に行きました。
初めての病院だったので、どういうシステムが分かりませんでしたが、まず最初に診察を受けると思いきや…隔離室みたいな使っていない機器の部屋に連れて行かれました。
そして少し待っていると…
先生が小さな冊子を片手に入ってきました。
そして身体を何も見ていないのに、問診の結果だけで、“逆流性食道炎”という診断を付けられました。
説明中に何度か「私はこの病気ですか?」と聞くと、「そうかもしれないね。」と曖昧な返答をされました(笑)
大量の逆流性食道炎の薬をもらい、とりあえず言われた通りに甘いもの、油ものを食べずに過ごしました。
しかし薬を飲んで3日経っても、胃の不快感はとれませんでした。
感冒性胃腸炎がこじらせてますね…
そして3日後の朝、中学の頃から通っている内科・胃腸科に足を運びました。
その時にびっくりしたことは熱を測ると38℃近くあったことです。
逆流性食道炎って熱出るの?という疑問点が、私の頭の中を回りました。
診察に入ると、その先生は全身、脈拍・浮腫の有無等もチェックもしてくれました。
これだけでも診断の信憑性はかなり高いです。
そして言われたことは…“感冒性胃腸炎がこじらせていますね…”。
先生は、「風邪の薬を何も飲んでないので、胃腸炎も良くならないのでしょう」という見解でした。
私もその見解には納得しました。ちなみに逆流性食道炎の兆候は一切ないと言われました(笑)
その後、風邪薬と胃腸の薬を飲み続け、瞬く間に良くなったのでした。
この出来事をカウンセリングと心療内科に例えて考えてみると…。
心療内科とカウンセリング
例えば、「この辛い症状をどうにかして欲しい!」という希望であった場合、心療内科でお薬を貰い、症状を緩和することは良い選択であると思います。
しかし「話を聞いて貰いたい。」「落ち込んだ時に辛くなり、胸が苦しくなる。」「トラウマがあり、生きにくい。」等の希望があった時、心療内科では対応することが出来ません。
実際私が通っていた心療内科では体調・症状を聞かれ、会話をした後、“聞きたいことはありますか?”と言われ、“ないです。”と答えると10分も経たずとして、診察の時間は終わりです。
そして薬を処方され、次の診察日までは経過観察となります。
それだけでは再発リスクが高いと思います。
少なからずうつ病は自分の考え方、物事に対する受け止め方が少し偏っていることが多く見られます。
薬物で症状が緩和しても、自分の考え方、受け止め方はそのままなので、薬を飲むことをやめると再度症状が出現してしまいます。
その逆で、カウンセリングは再発防止にも役に立つと思います。
話は戻って、私の例でもあるように“目的”をしっかりさせて、自分は心療内科の方が良いのか、カウンセリングの方が良いのか考えて選択することが大切であると感じます。
ちなみに私は、最初からいつも行っている病院に行くことが一番良い選択であったと思います。
その日は運が悪いことに夕方の時間で終わってしまう日でした(´;ω;`)
心療内科とカウンセリングの違いについては他の記事に記載されていますので、是非参考にしてください(*^^*)
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未