矛盾する思いを見つめる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

こないだ、友人の家で、猫と遊んで、楽しかったので、猫と一緒に遊べて良かったなと思いました。
猫と遊ぶと楽しく、癒やされるので、また遊びたいなと思っています。

さて、今回は、「矛盾する思いを見つける」というお話です。

不満が募る日々

猫と草

「嫌だな・・・」
そんなふうに思うことはないでしょうか。

そして、
「なんだかイライラするな・・・」

そう感じると、つらく、苦しいものですよね。

そんなときは、心の中に、矛盾がある状態かもしれません。

「こうしたい気持ちもあるけど、ああしたい気持ちもある」
そんな複雑な気持ちが、迷いや葛藤といった苦しみを生んでいるといえます。

矛盾があって当たり前

「はっきりしない気持ち・・・」
そう思うと、なんだか嫌になってくるものですよね。

そんなときは、むしろ、矛盾があって当たり前と思うことが大切です。

「はっきりしなければならない」
「わかりやすくなければならない」

そう考えると、今の自分の気持ちと裏腹になるため、つらくなってしまいます。

「楽しみにしていることでも、不安なことはある」
「嫌なことでも、それがあることにより落ち着くこともある」

そんなふうに、矛盾があるのが当たり前と思うのが大事だといえます。

矛盾する思いを見つける

葉っぱと自然

そして、自分の中の矛盾を見つける作業が重要になってきます。
自分の思いを理解しないことには、漠然とした不安が広がっていくといえるからです。

「こうしたい!」
「こうすべき。」

その中に、
抵抗する気持ちはないか。
不安な気持ちはないか。

そうした面を自分に問いかけるのが、ポイントといえます。

「良いことなんだから、マイナスに思う面は考えない」
「自分で望んだことなんだから、抵抗する気持ちを持つのは良くない」

そうした考えだと、矛盾から目を背けることになり、自分の気持ちを適切に把握しにくくなります。

「こういう思いもあるよね。」
「こんな不安もあるよね。」

そのように、相反する思いにも目を向けることが、大切だといえます。

矛盾した思いすべてを認められると、まずは、それで少し楽になるといえます。

その上で、よりよい方向に行けるように、昇華できるよう、考えて行動するということが大切だといえます。

「この抵抗感は、こう解消しよう」
「この不安な思いは、こう対策しよう」

そのようにして、自分の気持ちの中の相反する思いにも目を向け、対策をほどこすと、昇華されていき、不満や苦しさが減っていくことにつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠