こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
先日、久しぶりにソフトクリームを食べました。
ソフトクリームを食べるときに、よく垂れてしまうので、とても慎重になり、それでも垂れてしまうのですが、今回は、無事、垂れずに食べることができました。
そして、美味しかったです。
さて、今回は、「自分を責める加減を調整してみる」というお話です。
苦しい日々
「自分のことが嫌になることばかりで苦しい」
「ずっと自分を責めてしまう」
そんなふうに、自分を責めて、苦しむことはないでしょうか。
「長い時間、考えてしまう」
「なかなか元気が出ない」
そのように、つらい思いを長く抱えるというのは、本当に、苦しいものですよね。
自分を責めることを0にするのを目指さなくていい
心を楽に過ごすために、自己否定を減らすことは大切だといえます。
ただ、そうはいっても、
「気づいたら自分を責めて、落ち込んでいる」
そのように、ついつい自己否定をしてしまうものともいえます。
そんな中で、
「自己否定をなくそうなくそう」とすると、
「また自己否定してしまった」
「自己否定している自分はダメだ」
そういうふうに、自己否定する自分を否定して、さらに、つらく苦しくなってしまいます。
そのため、自分を責めることをなくすことを完璧に目指そうとせず、自分を責めたい気持ちをまず認めるということは、大事だといえます。
自分を責める加減を調整してみる
元気なときは、
「自分のせいだ」
そんなふうに思っても、
「じゃあ次、こうしよう」
そんな形で、それで過度に落ち込むことなく、切り替えというのもできるものではないでしょうか。
つまり、自分を責めることが悪いのでなく、
自分の許容量を超えて、過剰に自分を責めることが、
つらさ、苦しさにつながっていくものといえます。
そうすると、
「責めるのをやめよう」というよりも、
「責める加減を調整しよう」という意識を持つことは大切だといえます。
そして、現に、つらい、苦しいならば、自分を責める割合が高いということができます。
ところが、自分を責める、自分の気持ちとしては、
「人のせいにしては、ダメだ」
「偶然で片付けたら、甘えだ」
そんなふうに、十分、自分を責めているにもかかわらず、
「まだ足りない」
そういうふうにも、同時に考えているともいえます。
そのため、つらい、苦しいならば、
「自分を責める割合が多いのだな」
そう捉えることで、少しずつ、適切なバランスに調整していけることにつながるといえます。
「つらい、苦しい」
「自己否定してしまう自分が嫌になる」
そんなときは、自分を責めること自体は、自然なことであり、つらいとき苦しいときは、自分を責める割合が高まっているということであると考えてみる。
そして、
「これは、相手のせいだと思ってていいんだな」
「これは、たまたまだから、自分を責める必要はないんだな」
そんな形で自分を責める割合を減らすことを意識することで、自分にとって、自分を責める加減が、適切なものとなり、心を楽に過ごすことにつながるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠