行動に着目し、行動を変えてみる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、コーヒーが好きなのですが、夜に飲むと、眠りづらくなるので、なるべく、夕方前に飲むようにしています。
朝、コーヒーを飲むのも楽しみの1つです。

さて、今回は、「行動に着目し、行動を変えてみる」というお話です。

悪循環の日々

たくさんの色鉛筆

「嫌な気持ちが続く・・・」
「ストレスが溜まっている」

そんなときに、
「怒りをそのまま人にぶつける」
「暴飲暴食をしてしまう」
「我慢して抑え込んでいる」

そんなことはないでしょうか。

そして、さらに、ストレスが溜まってしまう。

そんな循環になって、苦しさがずっと巡ると、とてもつらいものですよね。

行動に着目

「ストレスを解消したい」
そのときに、どのような行動をするのか。

その選んだ行動が、さらにストレスを増やすものだと、悪循環になってしまいますよね。

別の言い方をすると、ストレスが溜まったときに、さらに、ストレスがたまるような行動に繋がってしまうと、その連鎖を断ち切りづらいといえます。

たとえば、怒りをそのまま相手にぶつけると、相手は反発し、さらに、怒りを呼ぶような形になり、どんどん怒りは大きくなっていきます。

また、ストレスから暴飲暴食をすると、体に負荷がかかり、さらに、ストレスが増大してしまいます。

そして、ずっと我慢して抑え込もうとすると、心理的に負担がかかり、さらに、ストレスが増大してしまいます。

そのような形で、自分の行動が、自分にどのような影響を与えているのかに目を向けることは大切だといえます。

行動の選択肢を増やす

橋と木

そこで、ある行動をしようとした時点で、別の行動を選ぶというのが、その悪循環の連鎖を断ち切るために必要と言えそうです。

たとえば、怒りの解消であれば、その場で相手にぶつけるのをやめて、一旦、別の場所に移動してみて、気分を変えてみる。
友人などとお互いに日頃の不満を共有して、解消をする。

たとえば、そうした形で、別のストレス発散方法を見つけることが大切であるといえます。

そうはいっても、ついつい、同じ行動をとってしまうものだといえます。

だからこそ、事前に、
「別の手段はないだろうか」
「こういうことが起きたときは、こう対処しよう」

そういった備えをすることで、悪循環の連鎖を断ち切ることにつながります。

そうすると、良い循環になっていき、気持ちも楽に過ごすことに繋がっていきます。

もちろん、すぐに、簡単にできるとはいえないのかもしれませんが、まずは、自分がどういう場面でどういう行動をして、どうなっているのか。
そのパターンを把握してみることが、大事であるといえます。

そして、その代わりとなる悪循環にならない行動を見つけて試していくことが大切であるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠