思考自体に別の意味付けをする

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

最近、楽しみの1つとして、過去に見ていたドラマの主題歌を聴くことが多いのですが、当時見ていた頃の懐かしさとかが湧いてきて、良いものだなと思います。

さて、今回は、「思考自体に別の意味付けをする」というお話です。

マイナス思考をする日々

たくさんの木々

「すぐに落ち込んでしまう・・・」
「なんでもマイナスに考えてしまう・・・」

そんなことはないでしょうか。

「なんで自分はマイナスに考えてしまうのだろう・・・」
「他の人は、特に、気にしないのに・・・」

そう思うと、さらにつらくなるものですよね。

マイナスに受け取り、暗い感情が引き起こされる

なんでもマイナスに受け取ると、自然と、暗い感情を引き起こします。

「自分がダメだからだ」
「自分が嫌われているからだ」
と思うと、落ち込んだり、沈んだりしてしまい、元気もなくなってしまいます。

そして、その感情を内に溜め込んだりすると、さらに、つらく、苦しくなります。

マイナスに受け取ることで、暗い感情が沸き起こるものであるといえます。

思考に別の意味付けをする

たくさんのカラフルな毛糸

暗い感情になるのを減らすために、
ある出来事が起きたときに、それをプラスに受け取るというのも1つの方法です。

プラス思考であれば、明るい気持ちであったり、前向きな気持ちが引き起こされやすいからです。

一方で、
「プラスには到底受け取れない・・・」
そんな思いも湧いてくるかもしれません。

そのため、別の方法として、マイナスに受け取ったことに新たな意味づけをするということも大切だといえます。

浮かんだ思考により、そのまま落ち込むのを防ぐために、思考に別の意味づけをするということが大事になってきます。

たとえば、仕事ができないという出来事があって、
「自分はダメだ」
と思ったとき、

その思考に対しての意味付けとして、
「ダメだと思ったことは、本当は自分はもっとできると考えているんだな」
と意味づけしてみる。

そうすると、
「自分は、自分に期待していたんだ」

そういう発想になってきます。

そして、
「じゃあ、前向きにもっとがんばろう」
と奮起につながったり、

「自分に期待しすぎていたから、少し期待は下げてみよう」
そういうふうに、期待の調整をかけることができます。

そうすると、そのまま暗い感情にはいかずに、奮起という思いや冷静に調整をかけるというような別の方向へ向けることができたといえます。

このように、浮かんでしまった思考に対して、それが浮かぶことの良い意味づけにトライしてみる。

そうすると、新たな発見や思考が生まれて、暗い感情から離れて、別の感情を呼び起こしたり、冷静さ、平穏さにつなげることができるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠