こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
本を読むとすぐに、眠くなることがあるのですが、それを利用する形で、寝る前に、眠くなるために、本を読むこともするようにしています。
さて、今回は、「装うことを減らし、心を楽にする」というお話です。
苦しい日々
「つらい・・・」
「苦しい・・・」
そんなことはないでしょうか。
「人との関係は疲れるな・・・」
「他人の目が気になって、疲れることが多いな・・・」
そういう日々が続くというのは、本当に苦しいものですよね。
装うということ
「人との関係は疲れる・・・」
「他人の目が気になる・・・」
そんなとき、体面が気になり、装うことが多いといえるかもしれません。
本当の自分を、隠して、隠して、過ごしていることが多いかもしれません。
体面を気にして、無理をする度合いが大きくなればなるほど、それだけ、つらくなるともいえます。
「周囲からどう思われるかというのを気にして、無理することが多いな」
「今の自分ではダメだという気持ちが強いな」
そんなふうな状況になっているかと自分に問いかけてみることで、自分の今の状態をたしかめることにつながるといえます。
装うことを減らす
心を楽に過ごすためには、装うことを減らすということは大切だといえます。
「明るいようにみせる。」
「良いようにみせる。」
そういうことを考えてしまうものですが、装うというのは、疲れが生じるともいえます。
装うことを減らすことで、装うために割いていた疲れる時間を減らすことができます。
そういった時間を減らすために、そもそも、どういう思いで、装うことをしているのかを考えてみることがポイントといえます。
たとえば、
「嫌われたくない」
その思いで、
「本当の自分を出すと嫌われてしまう・・・」
そう思って、装った自分でいる。
それにより、本当の自分が出ないように装い、疲れがたまり続ける。
そういうサイクルであるならば、
「嫌われてもいいか」
「誰にでも良いふうに思われなくてもいいか」
そのように、
「こう思われたい!」
その考えを緩めることが大事だといえます。
緩めていくためには、素の自分を出せそうな場面を探して、出してみる。
それを自分のペースで、少しずつやっていくことが大切といえます。
「このままでいいんだ」
そういう体験を積み重ねることが大切といえるからです。
そうすることで、
「みんなに嫌われないようにすることをがんばらなくていいんだ」
そういうふうな思いにつながっていくといえます。
そのようにして、装い続けて、疲れ切っていたところから、
装いを減らし、心を楽に過ごす方向へ変化していけるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠