周囲に求めすぎないことで、心を楽にする

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

青汁をたまに飲んでいますが、飲みやすくて美味しいです。
普段は粉末青汁を水に溶かして飲んでいますが、色んな飲み方があるので、他の飲み方も試してみたいなとも思っています。

さて、今回は、「周囲に求めすぎないことで、心を楽にする」というお話です。

不満な日々

家と田舎の景色

「不満だな・・・」
「不満が渦巻いている・・・」

そう思うことはないでしょうか。

「内に秘めた怒りが強い・・・」
「なんだかイライラする」

そうした不満が溜まれば溜まるほど、苦しいものですよね。

周囲にどのくらい求めているか

「いつも怒りを感じる」
そういうときは、周囲に多くのものを求めている場合があるといえます。

求めているものから離れるような出来事が多いほど、怒りを覚えるといえます。

「なんで、こんなこともできないのか」
「これは、おかしい」

そう思うと、不満もさらに大きくなります。

たとえば、人に対して思うことがあるかもしれません。

「だらしがないな。」
「気持ちをわかってくれないな。」

自分ができていることや、できて当然と思うことこそ、相手にも求めてしまいがちになります。

そうしたことから考えてみて、
「自分は、周囲に何を求めていたかな」

そのように考えて、
「なんか求めすぎているな」
「高いものを要求していたな」

そのような気づきにつながるかもしれません。

周囲への要求が大きいと、その分、その要求に反することも自然とたくさん見えてきて、つらくなってしまうといえます

周りに求めすぎない

椅子とカフェスペース

もちろん、周囲がしっかりとやってくれるようになればよいともいえますし、それにこしたことはないといえます。

一方で、現実には、なかなか周囲は変わるものでもないといえますし、変えられるものでもないといえます。

そのため、自分自身が周囲に求めすぎないことも、心を楽にする上で大切といえます。

「まあ、こんなものかな」
「なんでも揃っている、整っているわけでないものな」

そういうふうに思えると、求めるたび、不満になる思いが減り、楽になっていきます。

たとえば、自分は色んなことに気づくけれども、周囲の人は、全然配慮してもらえないなと感じる場合は、
「相手も色々気づけて、配慮できると思っていたけど、求めるのは酷だったな」

そういうふうに思うことで、少し、気持ちが和らぐといえます。

自分は、色んなことをしっかりできるけれども、周囲の人は、全然できていないと感じる場合は、

「周りもしっかりやるべきと思っていたけど、きっとそれが難しいんだよな」

そういうふうに思うことで、怒りを感じる機会を減らすことにつながります。

ついつい、相手には、多くのものを期待してしまう。
ついつい、世の中には、完璧を期待してしまう。

そんなときに、人や社会というのは、完璧でなければならない。
そんな思いがあるのかもしれません。

一方で、現実には、不完全さもあるといえます。
その中で、求める水準を下げてみる。

そうすることで、心を楽にすることにつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠