こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。
↑の写真は、8月上旬にどうみん割の日帰りバスツアーで寄った、「北竜町ひまわりの里」の風景です。
1979年の夏、当時の農協の職員の方が、農協研修で訪問したセルビアのひまわり畑に感動したことからスタートしたひまわり栽培が、今では130万本と広大なひまわり畑となりました。
「2022年夏に行きたいひまわり畑ランキング」でも山中湖の花の都公園を押えて、見事1位に輝いています。
コロナ禍で、なかなか遠方への旅行はしづらい状況が続きますが、北海道内を味わうチャンスととらえて、日夜「どうみん割」や「サッポロ割」のバスツアーに目を光らせる小田です。
今回は、疲れやすさのコントロールがカギとなる、HSPさんにおススメしたい、小休憩の取り方についてです。
◆敏感スイッチをオフにする時間をもつ
周囲の空気を敏感に察知するHSPさんは、他人といると無意識レベルで気を遣ったり、神経を張り巡らせてしまうので、心が休まらないことが多いです。
敏感スイッチがONになっていて、張り巡らせた神経のアンテナがピリピリしている状態なので、消耗しやすく、疲れやすいのです。
HSPの気質をコントロールしながら暮らしていくには、仕事や家事の合間にも敏感スイッチをこまめにオフにする必要があります。
職場では、一人になれる場所を見つけておきましょう。
給湯室、更衣室、休憩室、会議室、普段あまり人の出入りのない資料部屋、人の通りが少ない階の廊下や待合室、トイレの個室内など。
私は、前職で2~4年サイクルで転勤を繰り返していました。
3人しかいない小さな場所に行くこともありましたし、数百人規模の場所もありました。
その中で心がけてけていたのは、一刻も早く「私の場所」を見つけることです。
「私が昼休みにごろんとできるベストポジション」を早く見つけて、柔らか素材の大きめなひざ掛けをそっとセッティング。
「私が歯磨きしやすいトイレ」も見つけて、隅っこに歯磨きセットをセッティング。
トイレは、近さよりも、使用する人のキャラクターを見極めて、悪口やうわさ話、ネガティブワードを発する人が少ないトイレと時間帯をセレクトします。
小さなことですが、会社で過ごす時間は起きている時間の半分以上。
その効果はけっこう大きいものですよ。
◆目を閉じることの効果
お昼休みに電話当番にあたっているから休憩できない、一人になれる場所なんてない、そんな人もいるかもしれません。
そんな時には、電話がかかってくるまでの間、そっと目を閉じてみてください。
人が五感から受ける刺激の8割は視覚情報と言われています。
目を閉じて、視覚情報をシャットアウトするだけでも、高ぶった神経が休まります。
これは、眠れないときにも試してほしいのですが、眠れないからといって、スマホを見てブルーライトを浴びてしまうよりも、「目を閉じているだけでも、私の神経は休まっているんだなぁ」と呪文のように感じてほしいのです。
家事の合間にちょっと疲れを感じたときには、スマホで「15分」アラームをかけて横になる。
そんなこまめな休憩を試してみませんか。
◆ひとりの時間を大切に
人が嫌いなわけではないけれど、なんとなく人疲れすることってありますよね。
「誰とも話したくないな」「目を合わせたくないな」「面倒くさいな」
そんな気持ちが湧きおこる前に、敏感スイッチをオフにする習慣を付けていく。
お昼休みを、そのために上手く利用していきましょう。
なんとなく気になっている午後からの仕事のために、ついついパソコンをじっと見ていませんか。
スマホでのニュースをチェックして、気づけばネットサーフィン状態になっていたり、SNSをチェックして、ラインの返信をしているうちにお昼休みは終了。
目を使うのをいったんやめて、お昼の過ごし方を変えてみると、家に帰ってからの疲れの感じ方が変わってくるかもしれません。
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