こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
私は、ボードゲームが好きなのですが、過去に、友人との旅行中に、その土地の有名なものを観光する予定でしたが、結局、それをやめて、現地で、みんなでボードゲームに費やしていました。
それはそれで楽しめたので、良かったかなと思います。
さて、今回は、「楽しめるものを見つけておく」というお話です。
ストレスでいっぱいになる毎日
「なんだかいつもつらい」
「ストレスが溜まる」
日々、暮らしていく中で、ストレスがたまり、つらいと感じることはないでしょうか。
「もっとがんばらないと」
「みんなもがんばっているし」
そういう形で、ストレスがあるにもかかわらず、ついつい、もっとがんばる方向で日々を進めたくなるものですよね。
一方で、さらに無理をし続けると、
「自分は何が楽しいのかわからない」
「自分は何をしたいのかわからない」
そういうふうに、自分が何を感じているのかがわからなくなるということもないでしょうか。
自分にとってのストレスを見つけておく
「周りができていることは、自分もできていなければならない」
たしかに、周囲についていくために、そう考えるのもうなづけます。
一方で、明らかに自分にとって過剰なストレスになるものに向き合いすぎると、心や体にダメージを受けるということにつながるといえます。
自分にとって何がストレスになるのかを把握して、自分で自分をセーブする。
ストレスのかかることばかりやらないようにする。
そうした心がけは大事だといえます。
日常の中で、
「こういう場面は、ストレス大きいな。」
と思うことを見つけておくことは、大事だといえます。
たしかに、
「この出来事にストレスを感じているのは、周りにいない」
そう思うと、なんだか、
「これにストレスを感じる自分が悪い」
ような気持ちになるかもしれません。
ただ、そもそも周囲の人と自分は異なりますし、現に、ストレスを感じているのですから、
「これは、自分にとって立派なストレス」
そう思うことは自分を認めることにもつながるといえます。
楽しめるものを見つけておく
ストレスを自覚したとしても、すべてのストレスを避けることは難しいといえます。
そもそも、何のストレスもないことも、ストレスとなるともいえます。
そうすると、ストレスをうまく解消する必要があり、楽しめるものというのは、解消のために重要だといえます。
ここにおいても、自分にとって何が楽しめるものになるかという視点は大事です。
「周りは、これがストレス解消といっているから、自分も」
そう思って、自分に合わないことを楽しまなければならないとすると、これはかえってストレスになります。
「これをすると、楽しいんだよな」
そう思うもので、一見、周りからみて、
「それは、楽しいの?」
と思われることでも、自分にとって楽しいのであれば、それは、楽しめるものであるといえます。
そのようにして楽しめるものを見つけておくことで、ストレスを感じたときに、
「これをやろう」
「あれをやろう」
というように、すぐさま楽しめることをして、ストレスをうまく解消することに繋がっていきます。
ストレスの溜まりやすい毎日において、自分にとって、楽しめるものを見つけておくことは大事だといえます。
見つける際、周りがどう感じるかはおいておいて、自分にとって、何がストレスか、何が楽しいか。
自分がどう感じるのかを主眼におくことが、ストレスや楽しめるものを見つける上で重要だといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠