こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
昔ながらの遊びの1つにけん玉がありますが、けん玉の技というのは、すごいものだなと思います。
私の場合は、小学2年生のときに、学校の授業でけん玉がありましたが、簡単な技も達成できないまま終わってしまい、難しかったなという記憶があります。
さて、今回は、「やめたい習慣の代わりになるものの見つけ方」というお話です。
やめたい習慣
「やめたい習慣がある!」
それなのに、
「やめたいのに、やめられない・・・」
そんなことはないでしょうか。
「悪影響があるから、やめたいのに・・・」
「いつまでたってもやめられない・・・」
悪影響があるとわかっても、やめられなかったり、いつまでもやめられないと思うと、なおさら、つらいものですよね。
代替案を見つける
何かをやめるときは、代替案を見つけることが大事です。
「これをやめよう」
それだけだと、我慢してそれをやめなければならず、苦痛になってしまいます。
「う〜ん、なんだか苦痛だから、やっぱりやめるのやめよう」
そういう結論になってしまいます。
そのため、
「これをやめて、代わりにこれをしよう」
そうすると、代わりにすることがあるので、我慢という苦痛がなくなります。
「代わりにこれをするのが当たり前になってきた」
そうなれば、その代わりに行っていることが今度は当たり前の習慣になってくれます。
そのため、代替案を見つけることは、大事だといえます。
代替案の見つけ方
「その代替案が見つからない・・・」
そういう思いになるかもしれません。
代替案の見つけ方としては、やりたいこと、やってもいいことというのがポイントといえます。
たとえば、ゲームのしすぎで悩んでいるという場合。
運動が好きではない人が、
「ゲームをやめるかわりに、その時間を生かして運動しよう」
それだと、運動を本来、やりたくなければ、やる気にもならないといえます。
「運動は嫌だから、結局、ゲームをしよう」
そう思いたくなります。
そのため、やめることの他に、やりたいことを代替案として見つけることが大事です。
また、やめることに対して求めていたものと、同じもの、似たようなものが手に入るものを代替案として見つけるのも方法の1つです。
たとえば、
「ゲームをたくさんするのは、気持ちを紛らわせたい、気分を変えたいからだ」
そういう場合は、気分を変えられるものの中から選ぶことが大事だといえます。
「前から見たかった映画を見る」
「気になっていた本を買って読んでみる」
「友人と交流してみる」
たとえば、そういうことが挙げられます。
「やめたい習慣があるけど、やめられない」
そんなときは、代替案を作ることが大事だといえます。
そして、代替案の見つけ方の1つとして、
「やりたいこと、やってもいいこと」
そういうことを探す。
また、もう1つの方法として、
「やめたい習慣に対して求めていたことを得られるものを代替案にする」
そうすることで、自然に、代わりにやることをやりやすくなり、それを新たな習慣にしていくことで、やめたい習慣から、新しい習慣に切り替わるといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠