悪循環を見つける

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

昔ながらの遊びというのは、良いものだなと感じます。
小学1年生の頃、学校の授業の一環でコマ回しがあり、練習では、すぐコマが回らなくなったのですが、学年内で競うときに、なぜか優勝して、嬉しかったとともに驚いたのを今でも覚えています。

さて、今回は、「悪循環を見つける」というお話です。

苦しい日々

光と橋

「嫌なことが重なってつらい・・・」
「どうしたらいいかわからない・・・」

そんなふうに感じることはないでしょうか。

そして、
「つらいときに限って、余計、つらくなる」
「苦しいときに限って、余計、苦しくなる」

つらいことや苦しいことが連鎖的に起こると、耐えられないような気持ちにもなるものですよね。

悪循環を見つける

連鎖的に起こるというのは、言い換えると、悪循環の中にいるということにもなります。

「ストレスが溜まって、こうしたら、さらにストレスになった。」
そんな悪循環が、苦しさの一因といえます。

たとえば、仕事のストレスで、夜ふかしをしながらずっとスマートフォンを見ていたら、睡眠効率が悪くなり、起きるのもつらく、翌日の仕事も集中できずに、ミスが重なり、さらにストレスがたまったり。

また、ストレスが溜まっているから、ささいなことで口論となってしまって、人間関係にもひびが入ってしまう。
そして、人間関係がうまくいかないのがさらにストレスとなり、さらに、夜ふかしをして、紛らわそうとする。

そんな形で、悪循環に陥っている状態があれば、その流れに気づくということが大事かもしれません。

流れや循環に気づくだけで、
「こういう循環で、つらさ苦しさが続いているのか」
そういうふうに、客観的になることができます。

悪循環の流れを変える

ひよこと自然

そして、悪循環の流れを変える。
それが日々を楽に過ごすために大事だといえます。

つまり、流れを変えられそうな、悪循環を断ち切れそうな部分を見つけて、行動を変えてみる。
その積み重ねが、負のループを抜け出すために大切といえます。

もちろん、無理に変えようとするとかえってストレスとなるかもしれません。

そのため、
「ここから流れを変えられそうだな」
「ここは断ち切れそうだな」
「ここの行動は、こう変えてみよう」

そう思えるものがあれば、着手してみるのが良いといえます。

時間をとってでも、比較的調子の良い時間に考えてみるのは1つの方法かと思います。

そうすることで、今までの悪循環から変化を生み出すことができ、楽に過ごすことにつながるといえます。

つらいとき、苦しいとき。
自分の行動に、どんな悪循環があるのかを書いてみて、気づく。

そして、
「この部分の行動は変えられる」

そういう部分を見つけて、行動を変えてみる。

それが、楽に過ごす上で重要であるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠