HSPについて㉓~冷えと風邪対策

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の小田です。

今年は、15日遅れの初雪でしたが、そろそろ積雪の時期がやってきそうです。
去年の雪の多さと路面状況を思い出すと、今年はどうなんだろう…と心配になってきますね。

札幌の根雪は、平均だと12月6日ですが、昨年は12月17日のドカ雪が根雪初日でした。
長期天気予報では、昨年同様の「ドカ雪の冬」となる見込みとか( ;∀;)いやだよ~

昨年は、横断歩道のど真ん中で、宙を舞うような大転びをしてしまったので、今年はブーツの滑り止めを張り替えて、しっかり臨みたいと思います。

今回は、これからの時期に向けて気をつけたい、冷えと風邪対策についてです。
小田は、冷え性なので足元が一年中氷のようです…。

◆冷えは万病のもと

冷え性の原因は、①胃腸機能の低下からくるもので身体全体が冷えるタイプ、②血行不良からくるもので手足が冷えるタイプがあります。

HSPさんは、胃腸の働きが弱い方が多いので、①の冷え性になりやすいのですが、女性の場合は②の冷え性になる方も多いようです。ちなみに小田は②タイプ。

身体を温めることは、健康を維持していく上でとても大事ですので、季節を問わず継続して実践していきたいですね。

カフェインには血管収縮作用があるので、身体の冷えや生理痛がひどい方は、なるべく避けた方が安心です。

特にHSPさんは、カフェインに反応しやすいので、カフェインレスやデカフェ、ルイボスティーなどがオススメです。

ルイボスティーは南アフリカでしか生育しない貴重な植物から作られるお茶で、南アフリカの昼と夜の気温差が30度以上の過酷な地域で育つため、ミネラルやポリフェノールが多く含まれています。

リラックス効果、美肌効果、むくみ・便秘改善、アレルギー症状の緩和、白髪対策など、嬉しい効果があるとされていますが、少し味に癖がありますよね(;^_^A

以前、南アフリカに行ったことがあるのですが、滞在中、いたるところでルイボスティーが用意されていました。

南アフリカでは、紅茶のようにミルクやハチミツ、レモンなどを入れて飲むことが多いようで、こうして味に変化を持たせると飲みやすいんだなと目からウロコ。

確かに、「ティー」なんだから、ミルクを入れてもいいのか…。
なんとなく、お茶のようにストレートで飲むイメージがあったのは私だけでしょうか。

夜、身体が冷えて寝つきが悪くなったり、冷えから目が覚めてトイレに行く方におススメなのは湯たんぽです。

湯たんぽは電気毛布や電気敷布に比べて、身体をじんわりとあたためてくれますし、肌の乾燥も防げます。

電気系って、なんとなく、身体がしびれる感じがして昔から苦手な小田は、ベビーでもないくせに、ベビー湯たんぽを愛用して数十年たちました。

身体を芯から温める入浴剤を選んで、布団に入る90分前に入浴するのが、睡眠にはうってつけのタイミングです。

◆風邪はひき始めが肝心

風邪は季節に関係なくひくものですが、これから最もかかりやすいシーズンがやってきます。
空気が乾燥することでウィルスが好む環境になること、気温が下がることにより体の抵抗力が落ちてしまうのが原因と言われています。

私の母は、「風邪のひき始めには葛根湯(かっこんとう)」が口グセでしたが、漢方では、風邪は「風寒(ふうかん)」と「風熱(ふうねつ)」に分けられるので、葛根湯は「風寒」の風邪には合いますが、「風熱」の時には悪化することもあるので、胃腸の働きが弱い方にはあまり向いていません。

HSPさんは、「気(エネルギーの源)=体のバリア」が少ない方が多いので、毎年冬になると風邪をひきやすい傾向にあります。

一方で、背中のゾクゾク感やのどの痛みなど、ちょっとした体の違和感を察知しやすいので、その長所を活かして早めの対処を心がけましょう。

※参照「HSPをささえる漢方セルフケア」

◆「風寒」タイプ
・悪寒が強い、背筋が寒い
・発熱は軽い
・汗はかかないか、じわじわ出る
・口は乾かない
・頭痛や関節痛がする
・薄い水のような鼻水が出る
・舌の苔が白い

◆「風熱」タイプ
・体や顔が熱い、悪寒は軽い
・高熱が出る
・汗がでる
・口が渇く
・のどが痛い
・黄色く粘ったたんや鼻水が出る
・舌の苔が黄色い

◆タイプ別のおススメ食材

風寒タイプは、身体を温める食べ物を取って、生ものや冷たいものを控えることを心がけましょう。
・しょうが、長ネギ、にんにくなどを使ったスープ、おかゆ、うどん

風熱タイプは、身体の熱を冷まし炎症を抑える食べ物を取り入れ、水分を小まめに補給してのどに潤いを与えるようにしましょう。
・大根、トマト、きゅうりなど使ったサラダ

小田は、風寒タイプなので、風邪のひき始めには、葛根湯を飲んで、ねぎをたっぷり入れたうどん、薬味たっぷりの雑炊を食べて、早く寝るようにしています。

みなさんは、風邪のひき始めをどのように過ごしていますか。

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『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』小田真実