こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。
札幌も遂に雪景色となりました。余談ですが、先週末は函館に友達に会いに行ってきましたが、雪が全くありませんでした。
こんなにも北海道の中でも違うものなのかと思いました(笑)
ちなみに宗谷地方は逆に暴風雪になる程、雪が多いみたいです。
さて、今回はHSPを深く知るために…第3弾!!!
よく自分を変えなければいけないと思っている方も多いかもしれませんが、人間の性格の構造上、自分を変えることは時間も要しますし、中々大変です。
それならばどうしていけば楽に生きていけるのか…ということに注目していきたいと思います。
自分のままで元気に生きていくために…
HSP気質の方には様々な悩みがあります。
例えば、相手の感情に敏感に反応してしまい疲れる、仕事で効率やスピードを求められて上手くいかなくなる…等、個人によって異なります。
しかしこれらの悩みにはある共通点があるとされています。
それは…「気付いたことに半自動的に対応し、振り回されている」ということです。
逆に言えば、自分のままで元気に生きていくためには、この自動応答を切ることが大切です。
気付いた時にわずかでも踏みとどまって、「自分はどうしたいんだっけ?」と自分に問いかけ、対応するかどうか、また対応するならその方法を、自分で選ぶころが必要です。
特にHSP気質の方は良心的で、周りのニーズや世間の声に捉われやすい場面があります。
そのため、元気に生きていくために必要なことは、なによりもまず、「私はこうしたい」という自分の本音に耳を澄ませる必要があるのです。
自分の気持ちを大切にすると…
自分の「こうしたい」という気持ち・本音をキャッチし、自分の本音を大切にすることで、辛さがどんどん軽減されていき、楽になっていくと言われています。
これらの気持ちを持ち、行動するだけで、「人と居ても自分のままで居られるようになる」という変化を生み出すことが出来ます。
例えば、自分の得意なこと、やりたいことは何だろう…。
逆に自分の苦手なこと、やりたくないことは何だろうと考えてみることで、現在の自分の本心に気付き、行動が変化するかもしれません。
そして行動することで、自分を認めることも同時に出来るようになっていきます。
今の自分を作り変えようとするのではなく、自分のままで生きる道を選択する。
これこそが、どんなHSP気質の方に対しても共通する第一歩であると感じます。
よく自分を受け入れることをしなければいけないと思っている方もいると思いますが、まずは自分の気持ちに気付くことから始めて、その気持ちを受け入れていくことをしていく方が、楽に感じると思います。
自分の居場所を作るために…
最後に孤独感を感じてしまう時にどうしたら良いか…という視点で考えていきたいと思います。
5人に1人がHSP気質とはいえ、世の中全体で見るとまだまだ少数派です。
同じ感覚を持つ人が少ない分、どうしても、相手に深く理解された経験が少ない傾向にあります。
分かってもらえない寂しさが募ると自分の感覚や気持ちを理解してくれる人が現れると、全てを受け入れてほしいと自分の居場所を相手の中に求めてしまう傾向があります。
ですが、そうすると相手は負担を感じてしまいますし、誰かの感情や思考・過去が自分の中に入れることが出来ないように相手の中に入れることもできません。
自分の居場所はまず自分の中に作ることから始めることが大切です。
それでも居場所がない、辛い気持ちを分かって貰えないと感じてしまうときには、カウンセリングを利用し、他に居場所を作ることも大切です。
カウンセリングは問題解決として利用することの方が多いと感じている人も居るかと思いますが、自分の居場所として利用するということも可能です。
その中でどうしたら自分の中に居場所を作ることが出来るのかを考えることも出来ますし、HSP気質のお悩みに対しても一緒に解決策を考えていくことが出来ます。
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近々HSP気質を深く知るために第4弾も更新しますので、お待ちください♪
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未