こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
毎年、「秋」と聞くと、食欲の秋を連想します。
秋ももちろんそうですが、各季節ごとの旬なものを食事によって楽しむというのは、良いものだなと思います。
そう思いながらも、現状、季節ごとに、何が旬なのか、私は詳しくないので、旬なものを楽しめるように、覚えていきたいとも思いました。
さて、今回は、「時間がかかってもいいと考える」というお話です。
焦る日々
![山と夕日](https://cocorono-hane-jp.exactdn.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif?strip=all&lossy=1&w=1140&ssl=1)
「早く何とかしないと・・・」
「なんだかいつも焦りを感じている・・・」
そんなことはないでしょうか。
「問題を解決したいのに、一向に状況が変わらない・・・」
「いつも焦燥感を感じている・・・」
そのように、焦りを常に感じていればいるほど、苦しく感じてしまうものですよね。
焦りがさらに、不安を呼ぶ
「早く何とかしないと・・・」
「早く問題が解決してほしい・・・」
もちろん、そのように思うのが自然だといえます。
一方で、そう思っても、なかなか問題が解決しそうにないと、
焦りだけが増えて、なおさら不安になります。
その問題自体ではなく、焦りが増して、余計に不安になっていないかどうか。
それを自問してみるのは、有用といえます。
「本来急ぐものでもないのに、なんだか、焦りを感じていたな」
「いつの間にか、焦りに焦らされているな・・・」
そんな発見があれば、
「もっと気楽に考えてもいいな」
「もっと楽な方法があるな」
そういうふうに、落ち着くことができるといえます。
時間がかかってもいいと考える
![3つのマカロン](https://cocorono-hane-jp.exactdn.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif?strip=all&lossy=1&w=1140&ssl=1)
焦りの一因として、
「問題はなくさなければならない」
「早く解決しなければならない」
そういうような観念が影響しているのではないでしょうか。
たとえば、完璧主義でいると、本来、やらなくていいこと、60点くらいでいいことも、
「すべてやらなければならない」
「完璧にやらなければならない」
そう思って、
「あれもこれもできていない・・・」
「早くやらないと間に合わない・・・」
そのように焦ることが多くなるといえます。
そのため、
「問題解決には、時間がかかってもいい」
そういう観念を取り入れることが大切だといえます。
「時間がかかってもいい」
そう思うことで、余裕や落ち着きが生まれます。
余裕があると、
「こうしてみると、いいかな」
「そもそも、問題ではなかったな」
そんなひらめきや気づきが生まれることもあります。
また、なかなか思う通り進まなくても、
「時間がかかってもいい」
そう思うため、焦りも感じづらくなります。
何かを望む限り、多かれ少なかれ問題というのはあるものといえます。
問題が出てくる度に、焦りを感じると、問題があること自体が嫌に感じてしまいます。
そのため、
「時間がかかってもいい」
そのようにして、問題と一緒に過ごしている時間も気楽でいられる状態というのが、心を楽に過ごす上で大切だといえます。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠