谷にいるときの過ごし方

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

季節ごとの風物詩というのは、良いものだなと感じます。
それぞれ、風物詩で季節を感じるのは、楽しみの1つです。

さて、今回は、「谷にいるときの過ごし方」というお話です。

落ち込んでどうしようもない日々

枝にとまるエナガ

「今日も何もできなかった・・・」

そんなふうに感じることはないでしょうか。

「ただただ気分が落ち込んで・・・」
「何もする気になれなかった・・・」

そういう日を過ごして、

「なんでできないんだろう・・・」
「いつになったら、できるんだろう」
そんなふうに、悔いが残ったり、苦しさを感じると、ますますつらくなるものですよね。

落ち込んでどうしようもない日々というのは、本当に、苦しいものであるといえます。

谷は必ずある

「あの頃は、あれだけできたのに・・・」
「こないだまで調子が良かったのに・・・」

あれだけできた過去があるからこそ、今、何もできないことにつらさを感じてしまう。

調子が良いと思っていたら、急に、ふとしたきっかけで、落ち込む日々になってしまったと感じる。

そうすると、余計に苦しくなるものですよね。

人生、山あり谷ありとはいうものですが、調子にも、山あり谷ありというのはあります。

谷の時期というのは、存在するといえます。

そのため、
「今は、谷の時期なんだな」
そういうふうに捉えることで、少し心が落ち着くといえます。

谷にいるときの過ごし方

ナナカマド

「そうはいっても、苦しい」

そういう場合も少なくないともいえます。

谷にいるときの過ごし方としては、休息を第一に考えることが大事だといえます。

調子が良いときは、仕事であったり、趣味であったり、自分が大事だと思うものを大事にするのは、良いといえます。

一方で、谷にいるときは、いくらそれらを大事にしたくとも、心や体が追いつかない状態であるといえます。

そのため、休息というのを価値高く置くことが重要だといえます。

「今は、休むことが必要なんだな」
「次の山に備えて、今は休むことに集中しよう」

そうすることで、山にいるときも、谷にいるときも、今の自分に合った過ごし方に集中できるということになります。

「何もできない・・・」
そう思ったときは、

「今は谷にいる」
「休息が1番大切だ」

そう思うことで、焦りや不安によるつらさを和らげることにつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠