思考や感情を自然なものとして認める

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

観光というのは、楽しいものだなと思います。
初めてどこかに訪れるのも面白いですし、何度か同じところを訪れるのも、新鮮さと安心感の両方があって、良いものだなと思います。

さて、今回は、「思考や感情を自然なものとして認める」というお話です。

どん底に感じる日々

風船と夕日

「苦しい・・・」
「つらい・・・」

そんなことはないでしょうか。

なかなか状況が変わらず、

「いつまでたっても、苦しい・・・」
「どん底だ・・・」

そう感じると、本当に苦しいものですよね。

思考や感情を認める

苦しくなる1つの要因として、

「こんなこと考えてはいけない」
「こんなこと感じてはいけない」

そう考えるということが挙げられます。

なぜなら、その思考や感情に対して反発しようとして、疲れてしまうからです。

「こう考えているのに、それを認めたくない。」
「こう感じているのに、それを認めたくない。」

そうすると、何度も何度も反発することになってしまいます。

そのため、思考や感情を認めるということが、心を楽にする上で大切だといえます。

自然なものとして認める

灯台と海

では、どのようにしたら、思考や感情を認めやすくなるといえるのか。

自分の思考や感情の認め方として、「自然」というのがキーワードであるといえます。

「そう考えるのも、自然なことだ」
「そう感じるのも、自然なことだ」

そう考えると、自分の思考や感情を、まさに認めることができている。
そのようにいえるからです。

そのため、自分の思考や感情が「自然」であると思える理由を考えてみる。
それが大事だといえます。

その際、俯瞰で自分を見てみるというのがポイントになるといえます。

いきなり、
「自然・・・自然・・・」

そう考えようとしても、

どうしても、
「そもそも、こんなこと考えてはいけない」
「そもそも、こんなふうに感じてはいけない」

そういうふうに自分への判断が先行してしまいがちといえるからです。

そのため、自分を1人の人間として、客観的に見て、

「こう考えるのも自然だよな。」
「こう感じるのも自然だよな。」

そういうふうに、俯瞰する視点は大事だといえます。

つまり、自分に寄り添うために、俯瞰するということになります。

つらいときは、自分の思考や感情に反発していたり、ないものとしようとしていないか。

それをチェックしてみて、もしそうなら、

「こう考えるのも自然、こう感じるのも自然。」
そういうふうに、自然なものとして認めることが、心を楽にする上で大切だといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠