こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。
自然というのは、癒やされたり、気持ちを元気にさせてくれたり、落ち着かせてくれるものですよね。
中々、自然と触れ合う機会がないので、自然の音のBGMを聴いたりして、癒やされたりしています。
さて、今回は、「もっともっと、楽をしながら過ごしてみる」というお話です。
焦る日々
「また怠けてしまった」
「今日、何もしていないや」
そんなふうに、もっとがんばるべきなのに、そうできなかったと落ち込んでしまうことはないでしょうか。
「みんなはあんなにがんばっているのに」
「こんなに何もしていないの、自分だけだ」
そう思うと、焦りや不安が募ってきて、苦しくなるものですよね。
むしろ、もっと楽に
「できなかったな・・・」
そう思って、焦りがちですが、むしろ、もっと楽に生活をしてみる。
その心がけが、日々、心を穏やかに過ごす上で、大事だといえます。
何もできなかったのは、そもそも、疲れが溜まっているからともいえます。
何もできなかったと感じるのは、周囲の人ができて、自分ができないことを今、求められているからともいえます。
つまり、大変な中、疲れをためて、すでに、がんばって過ごしているといえます。
その上で、さらに、がんばろうとすると、
「もう限界だ・・・」
そんなふうに、限界がきたり、それを超えてしまいがちです。
もっともっと、楽をしながら過ごしてみる
そして、
「もっと楽をする」
くらいでは、まだ不十分かもしれません。
「もっともっと楽をする」
それくらいの感覚で良いといえます。
そもそも、がんばりすぎてしまう人は、楽をしていいという基準が厳しすぎるということもできます。
楽をしていい基準が緩ければ、がんばりすぎることもないだろうといえるからです。
そうであれば、
「もっともっと楽をする」
そう自分に言い聞かせるくらいで丁度よいのではないかと思います。
「さすがに動きたい」と思えば動く
「こんなに楽をして過ごしていいのだろうか」
そう思ったときに、
「あの人はあんなにがんばっているのに」
「昔はあんなにがんばれたではないか」
というような他人や過去の自分との比較で考えると、
「行動すべき、がんばるべき」
というように、行動の動機が義務感からなっており、疲れが取れない中で、動くことになり、余計に疲れるというふうになりえます。
そのため、
「なんか動きたくなってきた」
「ちょっとこれをがんばってみたくなった」
そういうふうに、心から、
「やってみよう」
そう思えたときに、動くくらいが丁度良いといえます。
状態の良い時期もあれば、そうでない時期もあると思います。
そういう中で、過去の自分や他人と比べて、無理をして、苦しんでしまう。
それよりは、むしろ、
「もっともっと、やることを減らそう」
「もっともっと、楽に過ごそう」
そのように、一旦、やりすぎと思えるくらい、楽に過ごしてみた上で、
「さすがに、なんだかもっとがんばってみたい」
そう思ったときに、行動を増やしてみる。
そのくらいの感覚が、心を平穏に過ごす上で大切になってくると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠