コロナウイルスに負けない身体の作り方〜心理カウンセラーの体調管理の秘訣〜

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岡本です。

気がつくと新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の話題を耳にすることも2ヶ月以上になってきましたね…。

「緊急事態宣言」や「外出自粛」「休業要請」など、これまで体験したことのない日常生活の変化に直面し続けることで心理的なストレスの限界を感じている方も少なくないのではないでしょうか…。

心理カウンセラーという仕事をさせていただいている私自身も油断するとメンタル面で不安が膨らんでしまうような“条件”が揃っている状況だと実感していますので、気を引き締めながら自分自身に対する日々のメンタルケアや健康管理を意識しています。

この“メンタルマネジメント”に関しては、「社会人」という感覚よりも「アスリート」に近い感覚かもしれません(^^;

新型コロナウイルス感染症による影響は、身体的な面に限らず、心理的な面にまで広がっていますので、今回のブログでは、心理カウンセラーという“こころ”に関する専門家が実践している「体調管理方法」についてご紹介してみようと思います。

※前置きが長くなってしまったので、「体調管理方法だけ知りたいんだよ!」という方は、目次部分から該当箇所まで移動して読んでいただけると助かります。

カウンセリングこころの羽-岡本教兵とご相談者さま

◆そもそも心理カウンセラーの仕事内容って…?

体調管理方法をご紹介する前に皆さまに「心理カウンセラーの仕事内容」についてご紹介しておく方がイメージしやすいと思いますので、少しだけ心理カウンセラーのお仕事についても書かせていただきます…。

まず、「心理カウンセラー」を仕事にしている人々は、心理学や脳科学など様々な専門分野の知識を学び、人のこころに寄り添う技術を身につけたうえで実際のご相談者さまのお悩み相談を担当させていただいています。

「カウンセリングルーム」については、「心療内科」「精神科病院」「メンタルクリニック」とは異なり、医療機関ではなく民間の企業や個人で運営している施設となりますので、ニュースなどで話題に出る「医療機関」という分類には含まれません。

そのため、保険適用が出来ないことや診断書の作成ができないなどの「本当だったら、ご相談者さまのためにも対応したい」と思うことも我慢しなくてはいけない立場でもあります…。

その代わり、保険適用の関係で心療内科などの「病院」では“最大30分未満”と制限されがちなご相談者さま(病院風に言うと患者さん)の話をじっくりと長めに聴かせていただくことができるというのが最大の強みとなります。

心理カウンセラーは、このお話をじっくりと聴かせていただきながら、その内容や傾向を心理学や脳科学の理論に照らし合わせて、ご相談者さまが解決策のヒントを見つけることをサポートさせていただいたり、過剰なストレスで苦しくなっている“こころ”を回復するための方法を提案したりすることが役割です。

男性の医者
心理カウンセラーと心療内科医の仕事は、似ているようでも“別物”です。

◆新型コロナウイルス感染症対策への苦悩

心理カウンセラーは、上記のようなお仕事となりますので、残念ながらテレビやインターネットで注意を促されている「3つの密」のうち最大で2つに当てはまってしまいます…。

「密閉」…換気の悪い密閉空間

これは、カウンセリング終了都度の窓やドアを開けて空気の入れ替えを行う換気や部屋の十分なスペース確保、換気扇による空気の循環、空気清浄機によるウイルスの除去を心掛けさせていただいております。

カウンセリングルームは「窓のない部屋」で行われることも少なくありませんが、『カウンセリングこころの羽』の場合は、全4部屋中、窓のある部屋が3部屋、残りの1部屋に関しても極力、使用時間が連続しないように心がけております。

そういった点では、比較的ご安心いただける空間づくりができているかと思います。

「密集」…多数が集まる密集場所

幸いこれには当てはまりません。
心理カウンセリングは、家族カウンセリングや夫婦カウンセリング(カップルカウンセリング)などではない場合は、原則としてご相談者さまと心理カウンセラー1対1で行われますので、ご安心いただければと思います。

「密接」…間近で会話や発声をする密接場面

対面でのカウンセリングでは、これは避けようがありません…。

ただし、『カウンセリングこころの羽』では、以前から「オンラインカウンセリング」を実施しておりますので、不安がある方はお電話やテレビ電話(Skype、Zoom)を使用したご相談も承ることが可能です。

このように、通常の対面でのカウンセリングにおいては新型コロナウイルス感染症へのリスクが高まってしまうため、様々な工夫をしながらご相談者さまに安心していただける相談場所づくりに努めております。

考える電球

◆コロナウイルスに負けない身体づくり

不特定多数の方と接するお仕事と比べるとリスクは低いものの…心理カウンセラーは、油断すると感染リスクが上がるお仕事なのかもしれません。
(その一方でオンラインカウンセリングに切り替えるなどの工夫次第では、感染リスク0に出来るお仕事でもありますが…)

私自身、花粉症持ちだったり…アレルギー性鼻炎持ちだったり…と年間通して体調面で「しんどいなぁ…」と感じる季節もありますが、インフルエンザの予防接種やうがい手洗いなど出来る努力は惜しみません。

そして、一番大切なことは「免疫力」を向上させることだと考えております。

免疫力を向上させる心理面でのアプローチとしては、これまでのブログでもご紹介してきましたので、最後に関連記事をご紹介させていただくとして…

今回は、人と接するお仕事だからこそ日頃から意識している免疫力UP方法やコロナウイルス対策についてご紹介します。(前置きが長くなってしまってすみません…)

①睡眠の質を向上させる

まず、免疫力UPを考えたときに大切なのは、質の高い睡眠です。

今までの人生を振り返ったときに体調を崩したり、風邪やインフルエンザなどの病気になったのは、寝不足のときだったかも…と考える方は少なくないのではないでしょうか。

私自身も体力は今よりもあったはずの20代前半の頃、仕事が急がし過ぎて寝不足になり、その状態でも無理をして動き回っていたら「急性胃腸炎」で一週間ほど入院してしまったことがありました…(汗)

体力回復のためにも免疫力維持のためにも睡眠の質を向上させることは大切です。

もしも「睡眠時間は確保しているけれど、疲れがとれないな…」と感じる方は、実際には“質の高い睡眠が足りていない”可能性もあると思いますので、睡眠の質を向上させる工夫を意識してみることをオススメします。

私も睡眠の質向上には気をつけていて、つい先日も低反発マットレスをネット通販でリピート注文したばかりです(笑)

<睡眠の質を改善する方法をご紹介したブログ↓>

健康的な睡眠とは→

布団でスマホが危険な本当の理由→

②栄養バランスを整える

睡眠の次に大切だと感じるのが「食事」です。

私の場合、食事のタイミングが不規則になりがちなので、せめて栄養バランスを整えようと思いビタミンとミネラルを中心に含んだサプリメントを飲むようにしています。

カウンセラー岡本が飲んでいるサプリメント
様々な種類のサプリメントを試した末に辿り着いたお気に入りです。

私のなかでサプリメントは「プラシーボ効果(偽薬効果)」を期待して飲んでいるので(笑)、実際にどの程度効いているのかは不明ですが、飲むようになってから体調は安定しているように感じています♪

また、以前から愛用している「マヌカハニー」もここ最近、寝る前にティースプーン1杯を口に含んで眠るようにしています。

カウンセラー岡本が愛用するマヌカハニー
UMF15+という殺菌力高めのものを愛用しています。

殺菌力の高いマヌカハニーだと、驚くことに「虫歯菌」まで殺菌してくれるので、歯を磨いたあとに食べても虫歯にならないらしいです(驚)

※アフィリエイト(広告収入)を狙ったブログではありませんので、とくに通販サイトなどはご紹介しません…。
興味をお持ちの方は、お手数ですが、インターネット検索などでお調べくださいませ。

<食事に関するヒントをご照会したブログ↓>

うつ病と食事の密接な関係→

③ストレスを溜めない

大切なのは「ストレスを感じない」ではなく「ストレスを溜めない」ということです。

ストレスは、それ自体が「悪いもの」ということではなく、溜めすぎると身体の負担が増えてしまい、体調やメンタルを崩してしまいます。

ストレスが多い環境であれば、ストレス発散やストレス解消(心理カウンセリングでいうところの「ストレスコーピング」)をしっかり意識することが大切です。

<ストレス対策をご紹介したブログ↓>

カウンセラーのストレス対処法→

ストレス対策の落とし穴→

④感染リスクを減らす

最後に私自身が実践している感染対策もご紹介させていただきます。

うがいや手洗いは、もともと習慣にしておりましたが、最近だと手指のアルコール除菌スプレーでの除菌や「鼻うがい」も初めてみました。

コロナウイルス対策の鼻うがい
鼻うがいが思ったよりも簡単なことに驚きました。

他には、近所のスーパーに行った際、買い物カゴやショッピングカートに触ることに不安を感じたので、100均で使い捨て手袋を購入し、車のダッシュボードに常設しております。

感染予防として使っている使い捨て手袋
使用しているときの難点は、少しムレることくらいです…。

元々、買い物の後にアルコール除菌を行っておりましたが、油断すると買い物中に顔や髪の毛、スマホなどを触ってしまい…そこから感染するリスクが上がるのでは…と気づいたため、「目に見えるかたち」として「使い捨て手袋をしている最中は、顔、髪、スマホには触らない!」と自分に言い聞かせております。

いかがだったでしょうか?

今回は、かなり長文のブログとなってしまいましたが、様々な方法で感染対策をすることで皆さまの健康も自分自身の健康も守れるのでは…と思い、日々、努力しております。

まだまだ至らない部分もあるかもしれませんので、お気付きのことがあったら是非とも教えてくださいね(^^)

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岡本教兵

『カウンセリングこころの羽』では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で増加するストレスへのメンタルケアにも活用いただける「オンラインカウンセリング」(電話、Skype、Zoomによるお悩み相談)を全国の方に向けて提供させていただいています。

様々なお悩み相談ができる心理カウンセリングをご自宅からご利用いただけますので、お気軽にご活用ください。

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