安心できるような生活のリズムを作る

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

散歩というのは、自分にとって、気分転換になるものなので、散歩するということを楽しみに生活しています。
ただ、散歩しすぎると、疲れてしまうので、長い時間というよりは、短い時間ではあります。

さて、今回は、「安心できるような生活のリズムを作る」というお話です。

不安定な日々

ランプと落ち着く空間

「不安定だな・・・」
「つらいな・・・」

そう感じることはないでしょうか。

たとえば、
「最近、環境の変化があった」
「なんだか新しいこと、慣れないことが多い」

そうすると、つかれやすくなることもあるかもしれません。

環境の変化に気づく

生活の上で、ルーティンや自分のリズムというものは、大事です。

「いつもと同じ」
それだけで安心感があります。

不安定なときは、そうしたリズムを見いだせていないということもいえます。

「最近の自分の生活のリズムは、どうかな?」

そう問いかけてみると、
「なんだか、定まらない感じになっていたな」
「やることを詰め込みすぎていたな」

そのような気づきがあるかもしれません。

いつも出勤していたものが、家にいることが多くなった。
人間関係で、離れることがあり、暮らしが変わった。
お金の関係で、趣味などのいつもの楽しみをやめてしまった。

そういった観点で振り返ってみることで、
「そういえば、最近は、前と異なっているな・・・」

そういったことに気づきやすくなるといえます。

安心できる「同じ」を作り出す

きつねとリラックス

「リズムが作れていないな」

そう感じたときは、
「いつもと同じ」
それを意識して作り出すということが大切だといえます。

それは、何か、実のあるものにする必要はないといえます。

「あれをやって、これをやって、毎日続けて・・・」

そうすると、何らかの成果につながるかもしれませんが、そもそも、疲れている状況であれば、詰め込みすぎて、さらなる疲れにつながってしまいます。

そうでなく、自分にとって、安心できるものかどうかを基準にすることが大事だといえます。

「好きな飲み物を飲んで、いくらか休む」
「好きな音楽を聴いて、いくぶんか休む」

そういうふうな、ささいに感じるけれども、いつもと同じで落ち着けるものが大切だといえます。

一方で、リズムにとらわれすぎない

一方で、
「リズムを守らないと」
「ルーティンを守らないと」

そこを意識しすぎると、かえって、つらい場合もあります。

「ときには、違うことをしてみたい」
そのように思うときもあれば、外的な要因で、リズムを崩す必要のある場合もあります。

そうすると、いつもどおりでないことがかえって、ストレスになってしまいます。

そう感じた場合は、
「一旦、別のリズムに乗ろう」
「また、新たなリズムを作ろう」

そのように考えることが大切だといえます。

不安定に感じるときは、「いつもと同じ」を大切にしてみる。
「いつもと同じ」にこだわりすぎたときは、「崩す」ことも許容してみる。
そうした考え方が、いろんな状況において、心を穏やかに過ごす上で大切だといえます。

「不安定だな・・・」
そう感じたときは、自分なりのリズムを把握したり作り出して、それに沿って過ごしてみる。

一方で、リズムに固執するとかえってつらい場合は、あえて崩してみる。
そんなバランスが過ごしやすさにつながるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠