コロナうつは誰でもなる可能性がある?!

こんにちは。札幌市の中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。

昨日は北海道でも10人の感染者が確認されたそうです。
そして感染経路不明者が多くなってきていることから、継続して感染を注意するように呼びかけをしていました。
落ち着いてきているとお思いきや、まだまだ油断は出来そうにないですね。

そんな私は最近また読書欲が再燃し、本屋さんに足を運ぶ機会が多くなりました。
先日、毎年楽しみにしている本屋大賞が発表され、気になっていた作品が大賞と2位を受賞されたので、早速買いに行って読んでいるところです。
この機会に読書をしてみるのもおすすめです。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回のテーマは“コロナうつ”について、色々な視点から考えていこうと思います。

仕事で使われる電卓とクリップ

コロナ休校によって…

“コロナうつ”はどの年代、誰にでもかかる可能性があると言われています。
まず最初はコロナ休校によって、外出自粛要請され、自宅で過ごしている子供たち。
本来であれば、学校に行き、友達との交流を楽しみ、外で遊ぶことでストレス発散をしていますが、それも出来ず…。

何よりも自宅での長い生活によって、生活リズムが乱れてしまっている子供たちも多いという話を聞きます。
今後一番心配されるのは学校が始まっても、学校に行くことが出来なくなる“不登校”が多くなることではないでしょうか。

そのためにも休校中のお子さんのメンタルケアはとても大切に感じます。
生活リズムを乱さないような工夫、自習時間と自由時間のメリハリ、親子間の会話の時間等、“コロナうつ”のような症状にならないために工夫をする必要があります。

私自身、一度不登校の期間を経験していますが、一度乱れた生活リズムを戻すことはとても大変でしたし、自由時間を取りすぎて、勉強をする自習時間に耐えることが中々出来ないこともありました。
(ここだけの話、自習時間に耐えれない時は寝ていました笑)

学校が始まるまでの期間をどのように自宅で過ごすかで、変わっていくことはたくさんあると感じます。

大人と子供

高齢者への影響も大きい

次に“高齢者への影響”について考えていきたいと思います。
基礎疾患のある方も多い高齢者は、“新型コロナウイルス”にかかることで、重篤になる可能性が高いと言われています。

そのため自分から外出を自粛している方も多く、高齢者を相手に商売をしている方は大打撃を受けているそうです。
高齢者が外出する機会がなくなってしまった時、懸念されるのは“体力の維持”です。

元々外出機会が少ない高齢者は、すぐに体力がなくなり、歩けなくなったり、寝たきりになるリスクが高いと言われています。
そのために外出機会を作ったり、散歩に行ったり、デイサービスなどで交流を深めたりしますが、外出自粛により、自宅で過ごすことが多くなると、それらの機会が失われ、認知症の発症リスクも高くなっていきます。

中々報道されることはありませんが、高齢者にとってのリスクは、一番大きいものなのかもしれません。

高齢者の手

医療やスーパー、ドラッグストア…

そして一番辛い状況にある方たちは、医療機関に勤めている方、スーパーやドラッグストアの方であると感じます。

医療機関は感染リスクと常に隣り合わせです。
私も病院で勤めていた頃は、新型コロナウイルスではありませんでしたが、様々なウイルスの感染リスクがあり、防護服でリハビリをしていたこともありました。

そんな中で感染力の強い新型コロナウイルスの対応をしていることを考えると、常に恐怖と不安の中で仕事をしていることになるので、“コロナうつ”にかかりやすいと感じます。

またスーパーやドラッグストアでは、マスクや消毒液を探しているお客さまからのクレーム対応が辛いという話を聞きます。
先日狸小路方面にマスク探しをしに行きましたが、開店前から長蛇の列…。
開店と同時に走り出すお客さま、入荷がないことを知ると怒鳴りだす人も….。

見ている側でも悲しい気持ちになるのだから、言われている方はもっと辛く感じると思いました。
中々人に優しくなれない時期かもしれませんが、上手くストレスを発散して、この長期戦を乗り越えていきたいものですね。

今回は“コロナうつ”について、様々な側面から考えてみました。
ストレスが溜まりすぎて、どうしたら良いか分からない方は、『カウンセリングこころの羽』でお話してみませんか?
“コロナうつ”にならないために、まずは自分自身が工夫できることは何かあるか考えてみて下さいね(^^)

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未

P.S.

『カウンセリングこころの羽』では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で増加するストレスへのメンタルケアにも活用いただける「オンラインカウンセリング」(電話、Skype、Zoomによるお悩み相談)を全国の方に向けて提供させていただいています。

様々なお悩み相談ができる心理カウンセリングをご自宅からご利用いただけますので、お気軽にご活用ください。

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