期待に応えないという意識を持ってみる

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私は、好きなドラマの小説版をたまに読んだりします。
小説として読むのも、また味わい深く楽しいものだなと思います。

さて、今回は、「期待に応えないという意識を持ってみる」というお話です。

相手に合わせすぎる日々

はすと草

「嫌われたくない・・・」
そう思って、いつも相手に合わせてしまう。

そんなことはないでしょうか。

その結果、
「いつも不満が残る・・・」
「いつも疲れる・・・」

そういうことになりがちともいえます。

がんばって相手に合わせているのに、嫌な気持ちが残ったり、疲れ切った思いでいると、つらく、苦しいものですよね。

期待に応えない

期待に応えようとしすぎていると、疲れてしまいます。

そのため、むしろ、「期待に応えない」という気持ちが大切です。

「期待には応えなければならない」
「期待に応えないと、がっかりされたり、嫌われる」

そう思うと、日々が、

「他人の期待に応えるだけの毎日」となってしまいます。

たしかに、それで成り立っており、楽に過ごせるならば良いかもしれません。

一方で、
「他人の期待が過剰である」
「期待に応えないと認めてくれない」

そんな環境下であれば、無理をしたり、自分の気持ちを抑え込むこととなり、つらくなってしまうのではないでしょうか。

そうであれば、
「他人の期待に応えない」
そのような今までと真逆の発想は、重要だといえます。

自分をはっきりさせる

桜の花

ただ、期待に応えないという意識を持つのと同時に、自分をはっきりさせるというのも大切だといえます。

「自分はどうしたいか」
「自分は、何をやりたくないか」

そういうものがはっきりしないと、

ついつい、
「自分はどうしたいかわからないから、とりあえず相手に合わせよう」
「何をしたくないかわからないから、なんでもいいから相手の期待に応えよう」

そのように、いつものパターンになりがちです。

そのため、
「自分はどうしたいか」

それを考えることを癖とすることは大切だといえます。

それが、自分で自分を満たす習慣づくりにもなり、他人に振り回されずとも、自分らしく楽しく過ごせることにもつながります。

「期待に応えない」
「自分はどうしたいか」

その2つを両輪として、過ごすことで、相手に合わせて疲れてしまう日々から、過ごしやすい日々に転換していけるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠