「今の自分」に、「世界」を近づけることで、自分を肯定する

こんにちは。札幌市中央区にある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の杉野です。

私はフルーツが好きですが、その中でもブルーベリーが好きなので、今回、タイトルの写真に使ってみました。

さて、今回は、『「今の自分」に、「世界」を近づけることで、自分を肯定する』というお話です。

完璧主義な日々

海の中の景色

「完璧主義で、すぐに自分のダメなところが見える・・・」
そんなことはないでしょうか。

「自分をもっとよくしたい」
「もっとできるようになりたい」
そういった気持ち自体は大切な一方で、

「常に自分にバツをつけたがる」
「いつも自分を否定して疲れてしまっている」
そんな毎日にうんざりしている場合もあるかもしれません。

「自己」に多くを求めすぎる日々

そんなときは、自分が捉えている「自己」を見つめ直すことも大事です。

「この世界の中で、あれもこれもできている自分」

それといつも照らし合わせてはいないでしょうか。

たとえば、
「素敵な大人としての自分」
「素敵な母としての自分」

そんなふうに、こういう人でなければならないと思うと、常に、現状の「自分」を否定することになります。

その場合、理想の自分に当てはまらない限り、自分を認められないということになります。

そのため、まずは、「自分」に求めすぎてないかをチェックすることが大事です。

今の自分に世界を近づける

小鳥と枝

また、ついつい、この世界で、「理想の自分」を実現しようとしがちです。

たしかに、それは、大事です。

一方で、「今の自分」に「世界」を近づけるのも大事ではないでしょうか。

自分を認めてもらえない世界にいても苦しいため、自分を認めてくれる世界に目を向ける。
このままの自分で受け止めてもらえる世界に近づいてみる。
そうした動きも大事だといえます。

「理想の自分でいなければ」

そういう場合は、
「そうでないと、この世界で認められない」

そんな思いから来ているのかもしれません。

そこを一歩引いて、
「今の自分のままで良しとできるものはないか」

そこを探してみるのも大事です。

「自分の話を聞いてくれる人を大事にする」
「自分が好きなことをしたときに、それが良いことと思える毎日にする」
「自分の価値観を尊重できるような環境に身を置く」

そういった意識とそのための行動の積み重ねが、
「今の自分で良いんだ」

そのように思えて、完璧主義を手放し、楽に日々を過ごすきっかけとなるといえます。

最後までお読みいただきありがとうございます!

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』杉野誠