新型コロナウイルスの情報過多によって…

こんにちは。札幌市の中央区ある『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』の岩本です。

今の時期は普通の風邪でも、“新型コロナウイルスなのではないか…”と心配になり、不安になってしまいますよね。

今回のブログは連日の情報過多の中で上手く過ごしていく方法を提示していきたいと思います。
この時期を乗り越えられるひとつのヒントになれば嬉しいです。

開いている本とペン

情報過多から不安が出現…

連日の情報過多によって、日々私たちは不安を抱えています。
この情報過多により、うつを発症することも大いにあり得るとされています。

少し脳の話をすると、コロナウイルスの情報が入ってくると、次に認知という過程で、その情報が自分にとって苦痛か快楽か感じる段階に入ります。
この段階できっと苦痛と感じる方が多いと思います。

しかし苦痛を感じても、次の判断という考える段階で、苦痛を感じながらも報道が気になる、見るしかないと思う方が多いのではないでしょうか。
この過程を得て、最後に行動で仕方なく報道を毎日見る…。

この中で苦痛を感じながら報道を見ていることから、このギャップでストレスが出現すると言われています。
見ないことが一番良いかもしれませんが、夕方からのニュースはほとんど全てが新型コロナウイルスの報道であることが多いため、中々見ないということは難しいとかもしれません。

日々更新されている情報も取捨選択をしていかなければ、情報の中で自分が取り残されてしまいます。
そして不安が強くなり、調子が悪くなっていくこともあると思います。

目をつぶりたくなる

動機付けが大事!

この時期は何をするにも、動機付けが大切であると感じます。
例えば情報を仕入れたいなら、目的を持ってテレビを見たり、外出自粛の時期は、“自分の時間が出来た!何をしよう!”と少しワクワクするように自分に言い聞かせてみたり…

これがテレビを見ていても“もうコロナのことなんて聞きたくない”と思っているなら、テレビを消して読書をする、音楽を聴くでも良いと思います。
自分が苦痛と感じていることを行動すると、更にストレスが大きくなっていきます。

苦痛と感じず、快楽と感じるように動機付けを行い、行動していくことも自分が楽になるひとつの方法であると感じます。

ちなみに私はこの時期、テレビの時間もあれば、ラジオの時間を作ったり、溜めていた録画番組を見たり…疲れてきたら読書をしたりしています。
情報過多に疲れてきたときは、SNSやスマホをOFFにして過ごすことも大切にしています。

心理-脳内

日々の小さな楽しみを作っていくことで…

この時期楽しみだったことが中止になってしまった…ということがたくさんあると思います。
現に私も大好きな旅行と行く予定であったライブが延期になってしまい、日々の楽しみがなくなってしまいました。

そんな中で過ごしていると、仕事をしていても“何のために頑張っているのか…”と分からなくなることも。
なので私は、日々の中で小さな楽しみを作っていくことにしています。

例えば仕事を頑張るために、今日はカフェラテを買っていこうとか、家で楽しい時間を過ごすために、映画や録画をしたドラマを観ようとか…。
(最近は恋はつづくよどこまでもを見てニヤニヤしています。見ている方いますか?)

そんな風に小さな幸せを日々探して感じて過ごすことで、この時期を乗り越えていこうと考えています。
早く収束して、普段と変わらない日常が早く戻ってきますように願うばかりです。

皆さんも身体には気を付けてお過ごしください。

『カウンセリングこころの羽・札幌中央店』岩本望未

P.S.

『カウンセリングこころの羽』では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で増加するストレスへのメンタルケアにも活用いただける「オンラインカウンセリング」(電話、Skype、Zoomによるお悩み相談)を全国の方に向けて提供させていただいています。

様々なお悩み相談ができる心理カウンセリングをご自宅からご利用いただけますので、お気軽にご活用ください。

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